ZEROからスタート!! のブログをエントリーしてから今迄の間、ご好意を寄せて頂きまして、ありがとうございます。
2009.10.20の投稿で、使用容量が限度範囲の200MBに達してしまい、新たなブログをエントリーすることになりました。
ブログ名、ZEROからスタート!! VOL.2 として、航海してきましたが、2016.05.10の更新から2018.12.12の更新まで長期に渡り、ZERO船は航海を休眠中になっていました。
2018.12.12から2019.02.12までの25回の航海後、2019.02.14から【The history of James and Byron】 として、活躍の場所を移すことになりましたので、ここに報告を致します。
これからも ZEROからスタート!! のこと、ご愛好くださるようお願いします。

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皆さんには本当に感謝して
当ブログを書庫として収納します

2009年08月01日
臨済宗 妙心寺派 東壽院住職 宗温/五観の偈

【TEAM ZERO】 行事予定
◆8月 2日 (日)、「清水みなと祭り 海上花火大会」観覧ツアー開催
◆8月13日(木)、バドミントン練習 19:30 小島中学体育館
今回の記事は、シリーズ【急性胃腸炎と闘うジェームズ!】の入院6日目の【五臓六腑を唸らすような闘病生活6日目/五観の偈】で、但沼の東壽院住職である【宗温さん】が、詳しくコメントしてくれた『五観の偈』に付いての投稿です。
コメント欄にだけ掲載しておくよりも、大勢の人に見て頂きたいと思い記事にしました。
五観の偈を読んで、皆様はどのように感じるでしょう。
コメントの内容を投稿します。
【五観の偈について】
《一つには功の多少を計(はか)り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る》
この食べ物が私の口に運ばれるまでには、多くの方が働いてくださった。 その事をよく考えます。
《二つには己(おのれ)が徳行(とくぎょう)の全欠(ぜんけつ)を忖(はか)つて供(く)に応(おう)ず》
自分が周りのために何をしてきたか、この食事をいただけるだけの事をしてきたか、よく省みます。
《三つには心(しん)を防ぎ、過貧等(とがとんとう)を離るることを宗(しゅう)とす》
この食事をいただく根本は、慎みを守り、むさぼり・怒りなどから離れる為です。
《四つには正(まさ)に良薬を事(こと)とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為(ため)なり》
飢え・渇きによって生じる病いを治す為にいただきます。
《五つには道業(どうぎょう)を成(じょう)ぜんが為に当(まさ)に此(こ)の食(じき)を受くべし》
この食事を、道を成就せんが為に頂戴します。
五観の偈は、「飲食を自らの快楽の為だけにいただく事は決してしません。」と自らを戒める誓いの言葉ですが、仏教に強制はありません。
「しまった!」とか「申し訳ない!」と思った瞬間が仏教のスタートです。
自分で気付いて、自分で反省し、自分で自分を戒める。
そして仏さまは、私たちが困ったときにヒントを出してくださったり、寄り添ったりサポートしてくださいます。
無論自分の人生ですから、自分で考えて自分の好きなように生きたら良いのです。
ただ、節度有る飲食を摂り、悪口や嘘を言わず、自分を含めて皆さんの為に体を動かせば、家族や周りの方がしあわせになり、周りのしあわせによって自分の心も落ち着き、体も健康となり、自分のしあわせへとつながります。
こんな方を「菩薩さま」と言います。
そして私たちも「しまった!」と思って反省した瞬間、菩薩さまになります。
この自分の中の菩薩さまに気が付いて、「徳行」によって「道業を成ぜん」が為に食事をいただく人はみな仏教徒なのです。
【追記】
長々と偉そうに書き込んでしまい申し訳ございません。
ちょうど13年前の7月1日早朝、私も修行道場で急性胃腸炎を患い、病院へかつぎ込まれました。
その直前の2週間ほどほとんど寝ておらず、結局病室で寝続けて、気がついたら5日間経過していました。
その時、「体の中のご先祖さん達が、『やり過ぎるな』と病気で教えてくれたんだな。」と思った記憶があります。

◆8月 2日 (日)、「清水みなと祭り 海上花火大会」観覧ツアー開催
◆8月13日(木)、バドミントン練習 19:30 小島中学体育館
今回の記事は、シリーズ【急性胃腸炎と闘うジェームズ!】の入院6日目の【五臓六腑を唸らすような闘病生活6日目/五観の偈】で、但沼の東壽院住職である【宗温さん】が、詳しくコメントしてくれた『五観の偈』に付いての投稿です。
コメント欄にだけ掲載しておくよりも、大勢の人に見て頂きたいと思い記事にしました。
五観の偈を読んで、皆様はどのように感じるでしょう。
コメントの内容を投稿します。
【五観の偈について】
《一つには功の多少を計(はか)り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る》
この食べ物が私の口に運ばれるまでには、多くの方が働いてくださった。 その事をよく考えます。
《二つには己(おのれ)が徳行(とくぎょう)の全欠(ぜんけつ)を忖(はか)つて供(く)に応(おう)ず》
自分が周りのために何をしてきたか、この食事をいただけるだけの事をしてきたか、よく省みます。
《三つには心(しん)を防ぎ、過貧等(とがとんとう)を離るることを宗(しゅう)とす》
この食事をいただく根本は、慎みを守り、むさぼり・怒りなどから離れる為です。
《四つには正(まさ)に良薬を事(こと)とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為(ため)なり》
飢え・渇きによって生じる病いを治す為にいただきます。
《五つには道業(どうぎょう)を成(じょう)ぜんが為に当(まさ)に此(こ)の食(じき)を受くべし》
この食事を、道を成就せんが為に頂戴します。
五観の偈は、「飲食を自らの快楽の為だけにいただく事は決してしません。」と自らを戒める誓いの言葉ですが、仏教に強制はありません。
「しまった!」とか「申し訳ない!」と思った瞬間が仏教のスタートです。
自分で気付いて、自分で反省し、自分で自分を戒める。
そして仏さまは、私たちが困ったときにヒントを出してくださったり、寄り添ったりサポートしてくださいます。
無論自分の人生ですから、自分で考えて自分の好きなように生きたら良いのです。
ただ、節度有る飲食を摂り、悪口や嘘を言わず、自分を含めて皆さんの為に体を動かせば、家族や周りの方がしあわせになり、周りのしあわせによって自分の心も落ち着き、体も健康となり、自分のしあわせへとつながります。
こんな方を「菩薩さま」と言います。
そして私たちも「しまった!」と思って反省した瞬間、菩薩さまになります。
この自分の中の菩薩さまに気が付いて、「徳行」によって「道業を成ぜん」が為に食事をいただく人はみな仏教徒なのです。
【追記】
長々と偉そうに書き込んでしまい申し訳ございません。
ちょうど13年前の7月1日早朝、私も修行道場で急性胃腸炎を患い、病院へかつぎ込まれました。
その直前の2週間ほどほとんど寝ておらず、結局病室で寝続けて、気がついたら5日間経過していました。
その時、「体の中のご先祖さん達が、『やり過ぎるな』と病気で教えてくれたんだな。」と思った記憶があります。

Posted by キムチたくわん at 23:00│Comments(2)
│五観の偈
この記事へのコメント
私も病んでいた時期がありましたが、同じようにご先祖様がこれ以上無理するなと言ってくださっていた気がします☆
今日の花火大会は天気がもてばいいですね♪
コメントありがとうございます!
今日の花火大会は天気がもてばいいですね♪
コメントありがとうございます!
Posted by 浅羽由紀 at 2009年08月02日 10:00
難しい言葉では伝わりずらいですよね。
仏教はとても損をしてる気がします・・・
お坊さんに通訳してもらってる?感じです。
仏教はとても損をしてる気がします・・・
お坊さんに通訳してもらってる?感じです。
Posted by 音猫 at 2009年08月02日 13:28
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